農業×ICTオクラ選別機の研究開発 #1

ここ最近のAIブームに乗って!
というわけではないですが、弊社でもAIの研究を行なっています。
今回は西原町の農家さんにご協力いただき、オクラの等級判別機の作成を行い、
ついに初号機が完成致しました。

オクラ選別機として判別するための基準ですが、今回はJA沖縄のオクラ出荷規格に
合わせた判別ができることを目指しました。

そして今回、選別機の内容を琉球新報にて掲載されましたので下記の
ホームページにてご確認ください。

▼オクラ選別機の詳細は、下記をご覧下さい。
オクラ判別機の詳細はこちらから

▼記事の詳細は、下記をご覧下さい。
琉球新報記事

IoTデバイスの研究開発 #3

最近、農業を営んでいる方々が井戸や貯水タンクなどの水を利用して水撒きをしていることを知り、水位量を調査するデバイスを製作しました。

今回はその水位量調査デバイスについてご紹介致します。

水に弱い精密機器でどのようにして水位を測定するかいろいろ検討したところ、超音波センサーの超音波が水面で反射することに気づき、超音波センサーを使用した水位量調査デバイスを製作するに至りました。

その水位量調査デバイスがこちら。

超音波センサーで水面との距離を1分間隔で測定し、測定したデータをRaspberry Pi(=ラズベリーパイ)に送信しています。井戸や貯水タンクの深さから取得したデータを引くことで、水位が測定できます。

※Raspberry Pi(=ラズベリーパイ)

名刺サイズの基盤ながら(ケースを入れても手のひらに載る程のサイズ)、内蔵ハードディスクなどを搭載しない代わりに、電源やSDカードストレージを装着することによって使用できる、「ワンボードマイコン」と呼ばれるハードウェアです。プログラミングを行い、電子部品を本体に接続することによってさまざまな機能の実装が可能です。

 

測定されたデータは測定した日時とともにSORACOMを通してクラウド上に送信されます。

SORACOM(=ソラコム) スマートフォンやタブレットと同じLTE/3G回線の通信を可能にする機器。モバイル通信とクラウドを一貫して提供しています。

また、本来は必要ないのですが試作段階ということもあり、測定したデータを液晶ディスプレイに表示することもしています。

※WL(=water level)

 

電源はソーラーパネルのついたモバイルバッテリーを使用していますが、最大稼働時間が約12時間程度で、長時間の運用はできません。

これから改良を重ねて長時間の運用や、取得したデータを活用したソフトウェアの開発へと取り組んでまいります。

農業×ICT -時刻や月齢と水分量-

テレビなどで

日が昇りきらない、朝もやの中で

茶摘みをする女性たちを見たことがあるでしょうか?

ワインを作るブドウを収穫する人たちを見たことがあるでしょうか?

 

農業の経験があると分かるようですが

植物たちも夜は休んで昼間に消費するらしいのです。

昼の間に葉を広げて光合成を行いますが

根が吸い上げた水分は、葉から蒸発されていきます。

それをまた日が沈んでから溜め込んでいくそうです。

 

つまり収穫は朝の間に、というのが一般的なのです。

朝採れ野菜が美味しいのはこういうことですね。

 

ご存知でしたか??

 

また

「100年続く材木は新月の日に切り倒す」

「満月の日に収穫したものは甘くてジューシー」

なんて話

にわかには信じがたいですが、迷信ではないようです。

月の満ち欠けに伴って作物も

栄養分や水分量が変化するというのです。

 

 

我々のICT技術を使えば

作物の内部の水分量を計測し

これら「先人から受け継がれた知恵」の謎を解明することができるでしょうか

 

それによって

経験のない人たちが質も量も十分な作物を育てられるようになり

栽培する喜びを知ることで

新規参入の就農者たちが増え

豊かな社会の形がみえてくるでしょうか

 

 

時間や月齢による茎の内部の水分量の推移をデータ化する。

この課題をクリアするため

チーム・アグリは今日も研究を続けます。

 

 

 

余談ですが

人も月齢に左右されることが多いそうです。

・新しいことは新月の日に始めると吸収が早い

・満月の日には出産が増える

・ダイエットは満月から新月に向かう時が成功しやすい

などなど

これ以上は少しスピリチュアルな話なので

専門外ということで

今日はここまで。

 

農業×ICT -沖縄県のGAPへの取り組み-

 

突然ですが最近農業分野でよく聞くGAPという言葉をご存知でしょうか。

 

Good Agricultural Practice
健全な農業の取り組み」を示す指針ですね。

・市場で重要視されるような作物だけではなく土や水も含めた安全性
・肥料や農薬の使用に限らず選択や管理・保管が適切か
・施設の衛生面に加えて異物混入のリスクの有無

など生産者として正しく農業を行っているかを審査する取り組みです。

 

これは世界基準を基に日本国内でも展開されていて
2020TOKYOの選手村で提供される食材にも義務付けが決まっています。

 

 

とある新聞記事から沖縄県でのGAPへの取り組みを知り
我々もお話を聞いてきました。
今日はその視察レポートを記します。

行ってきたのは南部農業改良普及センター
そこで聞かせてもらったのは現場で働く農家さんの気持ち

 

 

センターの屋嘉比仁美主事はこの思いを受けて
農家さんのGAPに対する理解を深め、実践する意欲を引き出す
という取り組みを始めました。

詳細はこちら
・細かい項目の重複部分など精査して、写真や図を加えてわかりやすく分類
・生産者会議の場でシーズンに合わせた部分をレクチャー、ディスカッション

 

そして「生産者GAP協会」の農場評価を受けました。

 

その結果を受けてさらに
・結果シートを分析して評価されたポイントを追記しわかりやすく説明
・現実的な部分から改善のシミュレーションを行い「改善目標」を作成

 

こういった生産者に寄り添うような努力の甲斐もあり
当初は一年の改善計画だったにもかかわらず
あるテストケースでは4か月で実行し再評価を受けました。

 

 

結果は
240点から805点の大躍進!!(1000点満点)

 

 

 

この取り組みは現在、規範として改良が行われ
県内全域での実践に向けて動いています。

 

視察の後、我々もIT企業として貢献したいと強く感じました。
安心・安全な沖縄の生産者×ICT
実現に向けて第一歩です。

 

沖縄農業の明るい未来に向けて今、できる事を精一杯努力します。

農業×ICT -バジル観測からのデータ利用-

現在、チーム・アグリは西原町の農家さんにご協力いただき

栽培中のバジルからデータを採取しています。

 

 

 

 

実はここ沖縄、30年も前からバジルを生産しているんです。

暖かい気候のもとでは単年草のはずのバジルも平気で冬を越えます。

今では某大手調味料メーカーも質・量の安定した沖縄産バジルを加工しているそうです。

 

30年前というと日本ではちょうど「イタメシ」ブームの頃ですね。

イタ飯、ジュリ扇、アッシー君。

沖縄でバジルの栽培をスタートしたことで

イタリア料理は日本市場における市民権を獲得した。

かも、しれません。

 

 

この畑では様々な数値を計測し、葉の枚数や状態を分類することで

条件による生育や健康状態との関連性を調べています。

健康な葉のデータ

 

これは生育過程(苗の時)にアブラムシの被害を受けたもの

 

こっちは同じく生育過程に日照環境が影響したもの

 

これらの結果から、診断や予測を行うシステムやアプリケーションを開発しています。

 

 

これによって将来

農業経験の浅い人たちも手軽に栽培を始めることができ、

作物の成長や、収穫の喜びを効率的に体験することで

農業全体のすそ野を広げることができる、そう想像すると

 

 

胸が熱くなります!!!

 

 

そんな夢の事業に乗り出したチーム・アグリの今後に

ご期待ください!

 

 

 

ところで、

「バジリコ」という言葉、最近では耳にする機会も減りました。

これもハーブの名称なんですが、「バジル」と「バジリコ」

その違いはご存知ですか?

 

正解は … またどこかでお話ししましょうね。

 

それではまた次回。

素敵なテクニカルアグリライフをお過ごしください。

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